リージェントパークのバラ、テロ、One Love Manchester

ロンドンブリッジとバラ・マーケットでテロがあった日はとても天気が良く、朝から友達とハムステッドで散策した後リージェンツパークのバラを見に。

Chandos Beauty

天気が良い週末だったので多くの人で公園も街も人であふれていました。花を楽しむ人、芝生に寝転んでくつろぐ人。平和で幸せな1日。
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疲れていたので暗くなる前に帰宅。家につくころにその日一緒に遊んでた友達から「あなたの乗って帰った電車の路線の主要駅付近でテロがあったけど大丈夫だった?」とテキストが。
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その時初めてロンドン・ブリッジ駅周辺でテロがあったことを知りました。
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テロの起こる1時間前くらいにその駅は通過していたので問題なく帰宅できました。
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テロが起こると交通機関が止まるので、帰宅できなくなる人が出てきます。もちろんテロの被害にあうことに比べれば大したことはないのですが。
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Doris Day

2005年のロンドン同時爆破事件の時は、全ての交通機関がとまり、会社から自宅まで4時間近くかけて歩いて帰りました。
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その時は昼間だったので途中で出会った人とおしゃべりしながら歩いて帰ったのですが、その人は靴擦れで足を引きづっていた私のために、途中見かけたカフェのスタッフにお願いして絆創膏をもらってくれました。カフェのスタッフも気遣ってくれて、有難いなぁと感謝したことを今でも覚えてます。
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今回は夜だったし、命辛々逃げた人の中には鞄や携帯を失くして誰とも連絡が取れなくて帰宅困難になった人もいたそう。でも、ツイッターなどで行き場に困った人を自分の家に泊めてあげるとメッセージを出してる人たちがたくさんいたようです。
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みんなが自分ができることをしたい、助けたいと思っている気持ちが伝わってきて、ニュースを見るたびに泣けてくる。悲惨な事件だけに人の優しさが余計に心に沁みます。
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テロの際に他の人を助けようとした人、亡くなった方の詳細が徐々に報道で明らかになって悲しい涙と感動の涙でここのところずっと(´;ω;`)。
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TV、ネット、新聞を見てもテロのことがどうしても目に入ります。犠牲者のご家族のコメントが一番辛い。でもみんな悲しみながらもテロに負けないと強いメッセージを送っていて心を強く打たれます。
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2週間前にマンチェスター・アリーナでテロを起こした犯人はシリアでアメリカの爆撃で殺された子供たちのリベンジとして子供をターゲットにした、という犯人の姉妹のコメントが報道で出ていました。シリアの子供たちもかわいそうだけど、かといってイギリスの子供を殺すって・・・。
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その2週間前のマンチェスター・アリーナでのテロ犠牲者のためのライブOne Love Manchesterが昨日マンチェスターの野外会場で行われたのですが、ほんとに素晴らしかった!!
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参加アーティストはAriana Grande、Justin Bieber、the Black Eyed Peas、Coldplay、Miley Cyrus、Marcus Mumford、Niall Horan、Little Mix、Katy Perry、Take That、Imogen Heap、Pharrell Williams、Robbie Williams、Liam Gallagher。出演者が豪華なのもすごいけど、何よりテロの危険性があるのに出演を決めたその勇気がすごい。テロの犠牲者のためでもあるし、テロに負けないというメッセージを伝えたいという気持ちもあるんだと思います。特に自分のライブで死傷者が出て傷ついているはずのAriana Grandeが最後までしっかりパフォーマンスをしていて本当に強い人だと感心しました。
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5万人の観客の中にはマンチェスター・アリーナの被害者が無料で招待されていました。親として心配だけど、会場から無事に帰るという成功経験を得ることでテロのトラウマから抜け出すキッカケになるかもしれないと被害者の子供と一緒に来ているお母さんがインタビューに答えていてなるほどなぁと。親にとっては非常に苦しい選択でしょうけど。
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演奏前のアーティストからのメッセージも一人一人強い気持ちがこもっていたし、演奏された選曲にもそれが反映されていたように思います。音楽の持つ力のすごさを改めて実感。特に若い人には親や先生の言うことは聞かなくてもミュージシャンのメッセージならそのままストレートに受け取るだろうし。この先もテロは続くだろうけど、若い世代がリベンジという誤った方向に向かわないようするためにもすごく意味のあるライブだったと思います。
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テロに屈しない、怯えない、自分たちは強いんだ、愛が一番大切なんだ、一緒に立ち上がろうなどなどポジティブで力強い、希望を与えるようなメッセージが伝わったと思います。テロリストの目的は人々を切り離すことだから、逆にみんなで一つになろうと。特に過激派がテロを起こすとイスラム教徒を敵視する人が出てくるため、それを防ぐのも大切なこと。
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中でもChris MartinがOASISの "Don't Look Back in Anger"を歌ったのが何より感動しました。欲を言えばノエルに歌って欲しかったけど。この曲を作ったときにどのような意味を込めて歌詞を書いたのかはわからないけど、今の状況に合わせて解釈すると「怒りを持って過去を振り返るな」という風に私には思えるんですがどうでしょう?
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テロからたった2週間でここまでの規模のライブを開催できるのもすごい。マンチェスターシティカウンシル(市役所みたいなとこ)と赤十字、テレビ局、プロモーター、アーティスト、そして5万人の観客。一つの目的のためにみんなが立ち上がってできたライブって感じがします。ちなみに今回のライブによって12時間で1000万ポンドの寄付があり、これらは犠牲者の家族の支援に使われるそうです。
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なんだかまとまりのないブログになっちゃいましたが、BBCのiPlayer(3時間ほど)、Youtubeやネットでも部分的に映像が出てるそうなので興味のある方はぜひ!ほんとにいいライブでしたよ。
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この先もテロは続きそうだけど、怒りを間違った方向には向けず、恐れず、希望を失わず、いつもの日常を続けていけるようがんばるのみ。あと、過激派とイスラム教徒を一緒にしてしまわないよう、宗教や人種で人を差別しない自分でいられるよう心がけよう。憎しみや暴力は負の連鎖を引き起こすだけだから。罪を憎んで人を憎まず。うーん難しい。

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ちょしっち

Author:ちょしっち
旅とお笑いと庭仕事が好き。

在英10数年、結婚を機に仕事一筋の生活を卒業。ロンドン郊外の自宅の庭で花や木、ハーブ、野菜作りに挑戦中。夢は自分の庭に適した植物中心のローメンテナンス・ガーデン。最近ややサボり気味(汗)。手芸などあちこちに興味が散ってます。

手の上で餌を食べるおねだりロビン君(ヨーロッパ・コマドリ)はいなくなりましたがご近所猫の加藤さんが毎日遊びに来ます。庭がジャングル状態になり狐やリスの害は減りました。
節約とリサイクル・無農薬をテーマに土いじりに励んでます。主に庭仕事の記録のためのブログですが、情報交換やガーデニング好きのお友達ができたらうれしいです。

日本、イギリス以外でも世界中のガーデニングやガーデン情報お待ちしてます!おすすめのガーデンなどぜひ教えてください^^特にスペイン、フランス、カナダ、オランダのガーデンでおすすめがあったら教えて下さい!

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